3月に焼いたときは当たり前のようにうまくいった食パン。
それが、今月久々に焼いてみたら、一回目から失敗しました。キメが粗く、なんというかダンゴっぽいのです。
あら、なぜこんな風になっちゃったかしら、3月と同じ分量でやったはずなのに……。と首を傾げながら失敗パンの断面を見つめていて、思い出すものがありました。
この生地の感じ、前に水が多すぎて失敗した蒸しパンに似てる……。
そうか、夏で暑くなってきているのに、3月に作ったときと同じ水の量でやったから失敗したんだ。
水を減らして二回目
そして水を減らして二回目の挑戦。今度は、焼き上がったパンの側面がへこみました。よくパン生地を観察してみると、これまた過発酵で失敗した蒸しパンに似ていることに気づきました。
ということは、そうか、水の温度が高すぎたか。
氷水で三回目
三回目。氷水で焼き上げてみると……。
↑うん、けっこう成功!
蒸しパン研究の過程で何度も失敗したことで、「こうすると、どうなる」というのが実感としてわかって、それがホームベーカリーによる食パン作りにも生きました。
いやあ、失敗もしておくもんですね!
(追記:その後、試行錯誤して、ホームベーカリーでいつでも食パンをうまく焼くコツを見つけました!↓)
↑天然酵母食パンは焼くのに時間がかかる(七時間)ので、もう少し早く焼き上げる必要があるときはこのドライイーストを使っています。フワフワで上手に焼けますよ!