↑以前、父が、知り合いの方にこんな金時豆パンをお土産にいただいて帰ってきたことがありました。
私も少し分けてもらって食べたのですが、これが美味しかったんですよね……。
バター多め、デニッシュっぽい生地で。たまに当たる金時豆が、甘くネットリしてコクがあり、ちょっとしょっぱめのパンとベストマッチ。
いや~、こういうパン、好きだな。家で、なんとか作れないもんかな……。
金時煮豆を買ってみた
そこで! ホームベーカリーで金時豆入り食パンを焼いてみようと思い立ち、主役である金時煮豆を購入しました。↓
↑こちら! ムソー 有機金時煮豆!!(125g 税込み396円)
優良原材料
↑原材料はこちら。国産有機金時豆! 有機砂糖! 有機黒糖!と、有機素材がたっぷり使われた優良商品。
原材料表記にはありませんが、公式サイトによると、
本みりん…有機みりん使用
麦芽水飴…国産甘藷(さつまいも)澱粉から作られている
と、すみずみまでこだわりが光っています。
↑皿に出してみると、ツヤッツヤで美味しそう!!
食パンに混ぜ込む手順
この金時豆を使って「金時豆食パン」を作っていこうと思います。
利用するのは、ホームベーカリーの「レーズン・ナッツ投入モード」。↓
(画像出典:ホームベーカリー説明書)↑レーズンやナッツ等の具を入れるのに最適なタイミングでブザーが鳴るので、そこで金時豆を投入する作戦です。
↑パンケースに食パンの材料をセット!
強力粉…250g
粗糖…24g
バター…13g
塩…付属の小スプーン1(約4g)
氷水…150ml(氷30g+水120g)
(↑粗糖は、いつもは30g入れますが、今回は金時豆が甘そうなので少し減らしました。)
↑ドライイーストは、通常は付属の小スプーンに「すり切り一杯」のところ、具を混ぜることで膨らみにくくなることを想定し「山盛り一杯」にしました。
↑「食パン(ドライイーストコース)」、「レーズンナッツあり(ブザー)」、「焼き色は淡い」に設定し、スイッチオン!
ブザーが鳴ったら金時豆を入れる
↑最初の「練り」、「寝かし」が終わったらブザーが鳴るので、そのタイミングで金時豆を投入!
金時豆を何グラム入れるかは迷いましたが、中途半端に残しても使いにくいので、思い切って一袋全部(125g)入れました。
↑三分ほど経つと、再びブザーが鳴り、それを合図にホームベーカリーが金時豆を生地に練り込み始めます。
↑ネリネリネリネリ……。なんだか、練られすぎて、金時豆の形がだいぶ崩れてしまっているような気がするのだが……(汗)。まあ、いいか。
焼き上がり!
そして、ついに完成!!↓
↑おおっ!! 具を大量投入したから高さが出ないかと思っていたけれど、ちゃんと膨らんだ!!
↑良い感じ!!
豆の形が無い
早速切ってみると……。↓
↑おっ!! 豆の形が無い!!(笑)
もっと、ごろんごろんした金時豆が、そのままの形で点在しているようなできあがりを想像していたんだけれど、だいぶ豆が細かくなっちゃったな……(苦笑)。
食べてみる
↑でも、香りは金時豆パンなんだよな。美味しそうではある。
まあ、食べてみよう。いただきまーす。パク。
もぐもぐ……。おっ。
これ、けっこう美味しいじゃん!
確かにゴロンとした豆が無いので、そういう点で物足りなさはあるのですが、その代わりにパン全体に金時豆が行き届いていて、どこをかじっても金時豆パンが味わえる。
混ぜ込まれた金時豆ペースト(?)のおかげか、パンがもっちりしていて、菓子パンのようで美味しいです!
具練り込みパンも良いね
食パンといえばジャムを塗って食べるのがもっぱらだったのですが、こういう風に具を練り込んだパンというのも良いものですね。
何もつけずに食べても美味しいので、おやつとして手軽です。
母も、「小麦粉の美味しい香りと、金時煮豆の香りが、噛むたびに口いっぱいに広がって美味しい」と、この金時豆食パンを気に入ってくれたようでした。
金時豆の量は、125gだと多すぎるのかなと思っていましたが、そんなことないですね。このくらい入れた方が良さそうです。
また金時煮豆を取り寄せて、このパンを作ってみたいと思います! そのときは、金時豆を入れるタイミングを少し遅らせて、もう少し豆の形が残るように工夫してみようかな?