9月から、ドライフルーツ入りの食パンを二種作ってみて、どちらも美味しく、最近のおやつの定番になっています。
第一弾:イチジク入り食パン
第二弾:レーズン入り食パン
そこで、また新たなドライフルーツ入り食パンを開拓してみたくなり、思いついたのがプルーン入り食パン。
有機プルーン
プルーン食パンってあんまり聞いたことがないな……。
でもなんとなくイチジクやレーズンに近い感じもあるし、作ってみたら案外美味しいかも?
ということで早速プルーンをお取り寄せ。↓
↑創健社 有機栽培 種ぬきプルーン。有機JAS認定商品です。
↑原材料はこちら。
プルーンを刻む
↑一袋分(12個:110g)をすべて刻んでいきます。
↑一つを七等分くらいに切ります。イチジクよりも軟らかくて切りやすい。
生地に投入
↑「レーズン・ナッツ投入モード」で仕掛けた食パン生地に、ブザーが鳴ったら刻んだプルーンを投入!!
強力粉…250g
粗糖…17g
バター…14g
塩…付属の小スプーン1(約4g)
氷水…150ml(氷30g+水120g)
ドライイースト…付属の小スプーン山盛り一杯(約3g)
プルーン…110g(ブザーが鳴ってから入れる)
↑3分後に練りが再開され、プルーンが生地に練り込まれていきます……。
焼き上がり
↑焼き上がりはこちら! 具を入れると、どうしても高さが出ませんが、私としてはこのくらい膨らんでいれば成功です。
↑ジャーン! 美味しそう!
↑切ってみました。断面は良い感じ!
食べてみると…
↑焼きたてを早速食べてみます!
それではいただきます! パク。
………………ん?
ちょっと待って。見た目のガッツリした感じとは違って、味がかなり薄い。
プルーンの風味を感じないではないけれど、コップ一杯の水にプルーンジュースを大さじ1混ぜたような味というか(笑)、だいぶ、「ただの白い食パン」の味に近い。
なんだ? どういうことだ?(笑)
イチジク食パンやレーズン食パンは、そのままでも十分に甘く、何もつけずにお菓子として食べられるのですが、このプルーン食パンはそのままだとちょっと物足りないなあ。
ジャムを塗ってちょうど良い
↑そこで、アプリコットジャムを塗って食べてみることにしました。
すると、うん、これでやっとちょうど良い感じになりました。
プルーンって案外甘さが薄い果物なんですね。
「プルーン食パン」って、巷(ちまた)であんまり聞かない理由がわかった気がする(笑)。
これを改善するには、
パン生地に入れる砂糖の量を増やす か、
入れるプルーンの量を二倍にする か、
イチジクやレーズンを一緒に混ぜる
なんて方法が考えられるかなと思いました。
栄養は豊富
でもプルーンって、栄養は豊富らしいんですよね。ビタミンAやビタミンB群、鉄分、カルシウム、マグネシウムなど。
そして、野菜や果物の中でも抜群に強い抗酸化作用があり、ガンや老化の予防・防止に大いに貢献してくれるとのこと。(参考:カリフォルニアプルーン協会、プルーンは抗酸化力No.1)
だから、プルーン食パンというのは、健康を考えるとけっこう良いアイテムだと思うのです。
今後、上記の改善案を試したりして、プルーン食パンをより美味しく作る方法を模索していきたいと思います。