数年前から気になりつつも高額すぎて買う気になれずにいた明治の高級チョコ「ザ・チョコレート」を、先日初めて購入してみました。↓
板チョコなんて、買うのはかなり久しぶり。
しかし一度買って食べてみると、板チョコというのもけっこう美味しいものですよね。
気持ちがチョコづいて、前々から一度はやってみたいと思っていたことに挑戦したくなりました。
それは、ホームベーカリーで、板チョコ入り食パンを焼いてみること!!
↑そこで購入してみた!! 明治ブラックチョコレート!!
↑原材料はこちら。
普通のミルクチョコかブラックチョコか迷いましたが、チョコレートとしてはブラックチョコの方がビターで好みなので、ブラックを選択。
これを入れた!! 食パンを焼いてみるぞ!!
具の準備
↑用意した一枚のブラックチョコ(15カケ)。
↑これを、30カケに割りました(1カケをさらに半分にした)。
レーズン+くるみ
そして、チョコだけだと味が単調になるような気がしたので……。↓
↑レーズン(60g)とくるみ(20g)も用意!!
レーズン…湯戻ししてから水気を拭い、ラム酒を小さじ1かけて50分ほどおいたもの。
くるみ…5mm角ほどに砕いたもの。
投入
↑「レーズン・ナッツ投入モード」で仕掛けた食パン生地に、ブザーが鳴ったら「チョコ+レーズン+くるみ」を投入!!
強力粉…250g
粗糖…10g
バター…13g
塩…付属の小スプーン1(約4g)
水…150ml(夏場は氷水)
ドライイースト…付属の小スプーン山盛り一杯(約3g)
板チョコ…50g(1枚)(ブザーが鳴ってから入れる)
レーズン…60g(湯戻ししてラム酒小さじ1をかけておく)(ブザーが鳴ってから入れる)
くるみ…20g(ブザーが鳴ってから入れる)
↑再びブザーが鳴って、具が生地に練り込まれていきます。
最初はけっこう板チョコが壁に当たってガシャンガシャンいっていましたが、自然に砕かれてうまく全体に散らばってくれました。
↑そして焼き上がり! うまく膨らみました!
完成
↑甘~いココアの、とても良い香りが立ち上ります。
↑切ってみました。
↑レーズンとチョコが、パッと見た目どちらかわからない感じで点在しています。
チョコは、もう少し溶けるのかなと思っていたのですが、意外とチョコチップのように残りました。
食べてみる~甘い
それでは早速!! いただきます!!
と、一口食べてみると……。
…………ん??
こ、これは……。
あ、あんま(甘)っ!!!
食パンにチョコクリームをたっぷり塗った味といいますか、チョココロネっぽいといいますか、もう、チョコレートケーキみたいというかチョコレートブラウニーというか、もう、菓子パン、いや、お菓子。
チョコケーキが食べたい気分のときならもってこいかもしれませんが、軽く、食後のおやつに食べたい……なんてときには甘すぎる!
甘くて喉が渇く! ブラックコーヒーが欲しい!
舌がしびれるほどの甘さ(笑)。これ、もうちょっとチョコ減らしても良かったなあ。いや、美味しいには美味しいのですが。
トーストしてみた
↑もう、この甘さ、どうにかならないのだろうか……と思って、生で食べるのは甘すぎて厳しいので、苦し紛れにトーストしてみました。
すると、これが案外ヒット!!
トーストすると、チョコが苦み走って、甘さがかなり軽減されます。
ココアクッキーのようなほろ苦さが出て、うん、これだったらあまり喉も渇かない! サクサク、香ばしくて美味しい!
レーズンの甘酸っぱさ、くるみの香ばしさも良いアクセントになっています。
というわけで、チョコ食パンはトーストしたら美味しい……という結論を得て、それなりに納得したのですが、もうちょっと、試してみたいことがある……。
チョコ、もっと減らしてみたらどうなるの??
チョコ2/3枚バージョン
↑というわけで!! 次は、チョコを2/3枚(10カケ)に減らしたバージョンのチョコ食パンを作ってみることにしました!(あんまり綺麗に割れなかった……苦笑)
前回はチョコを1/2カケに割りましたが、今回はもっと細かくしてみることにします。↓
↑まずチョコを細く刻んで……。
↑さらにみじん切り!!
↑その他の材料は前回と一緒(レーズン(60g)とくるみ(20g))。
投入
↑前回と同様、「レーズン・ナッツ投入モード」で仕掛けた食パン生地に、ブザーが鳴ったら「チョコ+レーズン+くるみ」を投入!!
強力粉…250g
粗糖…10g
バター…13g
塩…付属の小スプーン1(約4g)
水…150ml(夏場は氷水)
ドライイースト…付属の小スプーン山盛り一杯(約3g)
板チョコ…約33g(2/3枚)(ブザーが鳴ってから入れる)
レーズン…60g(湯戻ししてラム酒小さじ1をかけておく)(ブザーが鳴ってから入れる)
くるみ…20g(ブザーが鳴ってから入れる)
完成
↑焼き上がり!
↑……チョコをみじん切りにしたわりに、プチプチと、またもやチョコチップ状に残る仕上がりになりました。チョコって案外溶けないんですね。
食べてみる
↑そしてついに……緊張の実食!!
あのド甘さが、チョコを2/3枚に減らしたことでどのようになっているのか!!
期待を持って食べてみると……。
あ、これは、食べやすくなった。
使用するチョコを15カケから10カケに減らしただけですが、甘さの差は歴然。
軽い甘さになりました。これなら、ブラックコーヒーじゃなくても、紅茶とか、煎茶でも渇きを癒やせそう。
トーストせず、そのまま食べても耐えられる甘さです。
迷うところ
ただ、じゃあ結論として「チョコを2/3に減らしたチョコ食パンの方が美味しい」と言えるかどうかというと、ちょっと迷うところです。
チョコ1枚を使ったバージョンは、確かにそのまま食べると甘すぎたのですが、トーストするとココアクッキーのように美味しくて、濃厚な甘さが満足感を与えてくれました。
対してチョコ2/3枚バージョンは、あっさりしていて食べやすいのですが、チョコを減らした分、パンに対する具の分量が減ってしまうので、具入りパンとしてはちょっと味わいが物足りないというか、もう少しレーズンを増やしたい気分になります。
このへんは、もう少し、チョコとレーズンの割合を試行錯誤する余地があるかもしれません。
でも、スーパーで簡単に手に入れられる板チョコを使って、手軽にチョコ食パンを作れることがわかって良かったです。具入り食パンのレパートリーが増えました!
板チョコは、食パンに入れる食材として、値段が手頃(1枚100円ほど)なのが魅力ですね!