先日、ネット上をウロウロしていたら、「頂き! 成り上がり飯」という漫画が面白いと言っている人がいて、興味を持ちました。↓
「pixivコミック」で、一巻の途中まで無料で読めるとのことだったので読んでみたのですが、
不良が山盛りいる高校に入学した男子が
趣味である料理の腕を振るって美味しい弁当を学校に持って行き
皆の心(胃袋)をつかんで生徒のトップに立とうというストーリー
で、カレーやおにぎりなど、簡単で美味しそうな料理が出てきて思わず食べたくなります。
そんな中でも!! 私が心惹かれたのがキュウリ入りのツナサンドというやつ。
美味しそう
しっとりしたツナにキュウリのシャキシャキ感がアクセントになって激うまだ!(引用:奥嶋ひろまさ著 「頂き! 成り上がり飯 1巻」)
なんて言いながら、学ラン姿のヤンキーたちが、主人公の作ったキュウリツナサンドを頬張るわけですが、キュウリ入りのツナサンドって、なんだか想像するだけでも美味しそう! 私も作ってみたい!!
ということで、キュウリ入りツナサンドに挑戦してみることにしました!
キュウリ入りツナサンド
早速「キュウリ入りツナサンド」のレシピを調べてみると、色々とヒット。
基本的に「塩で下味をつけたキュウリをツナマヨと合わせて具にする」という方針はどのレシピも同じなのですが、キュウリの処理の仕方に違いがあるんですよね。
どのやり方が一番好みに合うのか? わからないので、三種類の作り方を試してみることにしました。
そして、一番気に入ったのが以下の作り方です。
一番気に入った作り方
【ツナマヨの材料】
ツナ缶…3缶(固形量150g)
マヨネーズ…50g
玉ねぎ…150g(大1個)
塩…0.5g
からし…5g
黒胡椒…少々
【塩キュウリの材料】
キュウリ…3本
塩水…水500ml+塩15g(3%濃度)
【その他の材料】
6枚切り食パン…6枚
マヨネーズ…適量
からし…適量
キュウリの下準備
↑キュウリは皮を剥いて縦半分に切り、先のとがったスプーン等で中央の種部分をこそいで取り除いておく。(こうすることでのちのち水っぽさを防ぐ)
↑斜め薄切りにする(なるべく薄く。なるべく長くなるように)。
↑ボウルに塩水を作り、そこに先ほど斜め薄切りにしたキュウリを入れて15分おく。
↑15分経ったらキュウリをザルにあけ、手でぎゅっとよく水気をしぼる。
↑手で水気をしぼったあとは、キッチンタオルを3枚くらいに重ねたものにキュウリを包んでギュッと力を加え、さらに水気を取る。
↑キュウリの下準備完了。
ツナマヨ作り
↑ツナマヨの材料をすべてボウルに入れてよく混ぜる。
↑指先でツナの固まりをすりつぶすようにして、なるべくペースト状になるようにすると美味しくなる。
↑ツナマヨの完成。
パンに具をのせる
↑食パンにマヨネーズ(バターでも可)とからしを適量塗る。
↑ツナをのせ、その上にキュウリを敷き詰めたら、上からパンをのせて軽くおさえる。
↑好きなサイズに切って完成。
美味しい
この、キュウリ入りツナサンド。
キュウリのしなやかで歯切れ良い食感と、青臭い爽やかな風味が、濃厚なツナマヨに合っていてとても美味しい!
キュウリにあらかじめ下味がついているので、ツナマヨとの味なじみも良いんですよね。
ツナマヨサンドといえば、たっぷりのグリーンリーフレタスを挟んで食べるのが一番美味しいと思っていましたが、キュウリ入りツナサンドも独特の美味しさがあって、クセになります!
手に入りやすい材料で構成されているので、また近々作って食べようと思います。
不採用になった作り方その1
ちなみに、三種類の作り方を試して、不採用になった作り方の一つがこちら。↓
↑キュウリをスライサーで薄く輪切りにして、キュウリの重さに対し0.8%の重量の塩を振って揉んでから10分置き、水気をよくしぼってからツナマヨと混ぜて具にします。
↑こちら、美味しいことは美味しいのですが、キュウリの存在感が弱く、キュウリをせっかく入れた意義を感じにくいところが難点でした。
不採用になった作り方その2
不採用バージョンその2がこちら。↓
↑キュウリを縦に5mm厚ほどに切って、3%濃度の塩水に15分浸けてから水気をキッチンタオルでよく拭い、ツナマヨの上に敷いたもの。
↑こちらは、キュウリの存在感が強いのは良いのですが、噛んだときにキュウリだけズルッと出てきたりして噛み切りにくく、食感もボリボリしすぎていてツナとのなじみがいまいちでした。
キュウリで変わる
キュウリをどのように切るかで、ここまでできあがりの食感や総合的な味わいに差が出るのかと、今回、三種作ってみて思いました。
人によって好みもあると思うので、興味のある方は、ぜひこの記事を参考にして色々試してみてください!