先日、サイト開設8周年記念に北海道産ラム肉を取り寄せてジンギスカンを食べました。↓
↑しかし、この肉が想像していた以上に固く、解決策を調べたところ、玉ねぎやりんごにタンパク質分解酵素が含まれていることがわかり、それらが入っているジンギスカンのタレに漬け込むことで肉が軟らかくなりそうだったので、早速試してみることにしたのです。
丸三日漬けた
↑12月5日の夜に漬け込んでから丸三日。四日目(12月9日)の今夜、いよいよジンギスカンに再挑戦です!
ジンギスカンタレレシピ
(ちなみに、今回漬けたジンギスカンのタレレシピは以下のとおり)
・醤油…150g
・煮きり酒(一瞬沸騰させてすぐ火からおろした日本酒)…50g
・ミカン果汁…40g(小1個分)
・レモン果汁…10g(1/4個分)
・粗糖…30g
・黒胡椒…少々
・りんごすりおろし…130g(小1個分)
・玉ねぎすりおろし…130g(小1個分)
・生姜すりおろし…30g(ひとかけ分)
●上記材料をすべて合わせてよく混ぜたら完成です。
●酒は、煮きる過程で蒸発して20gは減ってしまうので、最初70gほどを用意します。
●ミカン果汁、レモン果汁は用意するのが大変ですが、これを入れることでジンギスカンらしさがかなり増すのでお勧めです。
焼いてみる
↑ジップロックの封を開けて匂いを嗅いでみると……うわ~~、すごく良い匂い!! メッチャ美味しそう!
↑皿に取り出してみます。良い感じに漬かっています!
↑焼いてみる!
↑完成! ツヤツヤしていて美味しそう~!(炒め玉ねぎを添えました)
軟らかさは…
↑それではいざ!! いただきます!
軟らかくなってるといいな~。また固かったら本当にどうしよう……。
と、期待半分、緊張半分で食べてみたところ……。
あっ。
軟らかい!!
うわ、すっごい美味しいこれ! すごいすごい!
最初の肉の固さを「100」とすると、タレ漬け込み後の肉の固さは「30」といったところ。今まで食べた市販のジンギスカンで最も軟らかいものと同等か、それ以上だと思います。
美味しい
羊肉自体の美味しさはさすがに歴代ナンバーワンです。
噛んでも噛んでも旨味がほとばしるといいますか。少量でも満足感が高いです。
タレの味が肉によくしみこんで、炒め玉ねぎがものすごく合いました。
胃もたれなし
そして! さらに感動なのは、食後の胃が爽やかなこと。
市販のジンギスカンは、食後、羊の脂がなんとなく胃に残るといいますか、どこかさっぱりしない感じがあったのですが、この道産ラム肉ジンギスカンはそういうことが一切なく、胃もたれゼロです。
肉の鮮度が影響しているのかもしれません。
玉ねぎ&りんごパワー
それにしても、玉ねぎとりんごのタンパク質分解パワーはすごいですね。
ビーフジャーキー並に固かった肉を、ロースカツ(豚ロース肉のトンカツ)くらいに軟らかくしてくれたのですから。
初回、固いジンギスカンを食べたときは、わりと本気で「これ以上食べられない。残った肉は廃棄するしかないかもしれない」と思ったのですが、無事に食べ切れて本当に良かったです。
達成感があります。
こんなことなら最初から全量をタレに漬け込めば良かったなんて思いましたが、まあ、これも経験ですね。
玉ねぎとりんごのすりおろしに漬け込むとこんなに肉が軟らかくなると知れたのは大きな収穫でした。今後に生かせそうです。
ジンギスカンの最高潮
今回、初めて「道産ラム肉+自家製タレ」のジンギスカンというものを食べたわけですが、ジンギスカンとしての最高潮を見た思いです。
道産ラム肉の「150gで約1500円」というのはかなり高価ですが、それだけの価値は確かにあると思いました。
次回ジンギスカンが食べたくなったときは、またこのラム肉を取り寄せて作りたいなと思いました(1~2年に一度の贅沢という感じで)。