↑「料理番組で料理人がよく使っていて良さそう」という理由で、母が「ル・クルーゼ」というフランス製の
使ってみて、良ければブログ記事にしようと思って過ごしていたら気づけば十年も経ってしまった(汗)のですが、いまだに便利に重宝している良い鍋なので、今さらながらご紹介したいと思います!
ココット・ロンド22cm
↑うちが購入したのはこちら! ル・クルーゼの定番「ココット・ロンド」の22cm(内径)です。
↑フタを開けるとこんな感じ。
サイズ
サイズは以下の通り。
直径…22cm(持ち手込みで30cm)
高さ…10cm(フタ込みで15cm)
容量…3.3L
重量…3.7kg
直径は16cm、18cm、20cm、22cm、24cmの5種類があり、この22cmは人数でいうと3人~5人、炊飯は4合、カレーだと10皿分作れるサイズ(*1)になります。たっぷり大きめで使い勝手が良いです。
対応熱源
ガス・直火、IHクッキングヒーター・ハロゲンヒーター、オーブンに対応(電子レンジは非対応)。
可能な調理
煮る、焼く、炒めるといった基本的な調理から、炊く、蒸す、そして揚げることまでできてしまう万能鍋です。
エナメル(ガラス素材吹きつけ)加工
↑ル・クルーゼは、「ベースコート」→「カラーコート」→「トップコート」の三層構造で、ガラス素材を吹き付けるエナメル加工が施されているため傷や匂いがつきにくくなっています。(*2)
この加工はフチにも施されているため、フチもサビにくくなっています。
また、さすが
蓄熱性が高く弱火でじっくり火が通る
↑ル・クルーゼの一番の良さは、その蓄熱性・保温性の高さ!!
たとえば煮物なんかは、一度ふつふつと煮立ったらすぐ弱火にしてフタをしてしまいます。
すると、弱火にも関わらずふつふつとした沸騰が続いてムラなく火が回り、美味しくふっくらと煮上げることができます。
フタまで重い、だけどそれが良い
↑ル・クルーゼの鍋はズシィッと重たくて、両手で持っても背筋に響きます。
フタだけでも、計りで量ったところ1.3kgありました。ビタクラフト(ステンレス鍋)のフタは334gだったので、約4倍の重さ……。
けれどフタまで重たいおかげで、たっぷりの水分がなくても蒸し煮の状態でうまく煮えますし、煮汁も煮詰まりにくくうまみが逃げない(*3)というメリットを享受できます。(参考*3:よくある質問)
蒸気をうまく逃がす
↑ただ、まったく蒸気が逃げないというのではそれはそれで問題があるので、ル・クルーゼのフタには三箇所に「スチームポイント」という、見た目にはわからない程度のごくわずかなふくらみが設けられていて、そこから蒸気をゆっくり均一に抜けさせる仕組みになっています。
そのために素材の雑味を逃がすと同時に旨みが引き出され、また、蒸気を安全に逃すことで吹きこぼれを防げる(*4)ようになっています。(参考*4:Amazon商品ページ)
↑こちら、ル・クルーゼで炊いたお粥。
↑ふっくら美味しいです!
野菜を蒸すのにも良い
↑弱火でも沸騰が続くから、野菜も比較的短時間で蒸せて、光熱費の節約につながります。
↑じゃがいももホクホクです!
長時間の煮込み料理に活用
↑これまで見てきたように、ル・クルーゼはとにかく、じっくり長時間煮込む料理に一番威力を発揮するので、そういうときによく活用しています。
おじやなんかも美味しくできます。
↑こちらはひじきの煮物。
丈夫で長持ち
「毎日使っても、100年でも持ちこたえる丈夫さ」(*5)というのが売りなだけあって、十年使った現在でも、サビもなく、コーティングが剥げることもなく、しっかりした状態を保っています。(引用*5:ルクルーゼ公式)
ただ、洗っても取れない茶渋のような汚れが鍋底についてきてしまっていますが、特に料理の味に影響するようなものでもないので、あまり気にしていません(どうしても気になれば専用のクリーナーで落とすことを考えています)。
これからも、軽いステンレス鍋と併用して、大事に使っていきたいと思います!!
(2022年現在、ココットロンドの白のフタつまみは銀色のみになっているようです。)