先月、白米の米麹を使った甘酒を作りました。↓
↑この甘酒をヨーグルトの上にかけて食べるのが最近の日課で、美味しいし、体にも良さそうだし……で気に入っているのですが、甘酒といえば忘れちゃならないもう一種がある!!
それが、玄米麹で作った玄米甘酒。↓
↑白米麹の甘酒よりも難易度が高そうだけれど、作れるようになりたい! ということで、オーサワジャパンの有機玄米麹を購入し、挑戦してみることにしました。
有機玄米麹
↑玄米麹の原材料はこちら。「国産の有機玄米使用」ということで、安心できます!
↑有機JAS認定品。
玄米甘酒の作り方
「玄米」と聞くと、何か硬そうなイメージで、浸水が必要だったりするのかな? なんて思ったりしたのですが、「玄米麹の作り方」を参照したところ、玄米麹というのは、製造の過程で「浸水」と「蒸し」が行われているそうで、特に追加の浸水などは不要っぽいことがわかり安心しました。
それでは早速玄米甘酒を作っていきます!
玄米麹と水を混ぜる
↑白米麹の甘酒のときと同じ割合(米麹1gにつき水1.53ml)で、玄米麹と水を混ぜます。
玄米麹…250g
水…383ml
加温
↑続いて、ヨーグルティアにセット。白米麹の甘酒のときは「60℃・8時間」にしましたが、さすがに玄米麹は白米麹と違って硬い「ヌカ層」がありますから、少し余分に「60℃・9時間」でやってみることにしました。
60℃・9時間ver.完成
↑そして! 60℃・9時間ver.が完成!
↑良い感じにツヤツヤで美味しそう。
↑見た目はけっこう玄米そのものというか、ご飯感が残っています。
甘さが薄い
これを食べてみたところ……。
ん……んん??
これはちょっと、白米麹の甘酒に比べて、だいぶ甘さが薄いですね。
食感としては、米粒に見た目ほどの硬さは無く、プチプチ感が残っている程度。軟らかな飯粒といった感じで食べやすいです。
ただ、やっぱりこの甘さが薄いというのが、目指していたのと違います。
9時間というのが短すぎたかもしれない。
糖度向上を目指して、もっと長時間加温してみよう。
60℃・15時間ver.リベンジ
↑そこで、残った250gの玄米麹を、前回と同様383mlの水と混ぜ、今度は「60℃の15時間」でセットしてみることに。
↑15時間後。完成です。
↑9時間バージョンと、見た目はほぼ同じ。
↑味に変化はあるかな? 食べてみると……。
甘くなった
おっ!! ……甘い! 甘くなってるぞ!!
9時間バージョンに比べ、三倍は甘くなっている。
白米麹の甘酒と比べてしまうと、やや甘さは弱くなってしまうけれど、それでも、だいぶ肉薄するくらいの甘さには近づいている。
↑ヨーグルトにのせて食べてみました。玄米麹独特の香ばしさが、また白米甘酒とは違う風味のアクセントになっていて、美味しかったです!(米粒の硬さは9時間ver.とほぼ同じでした)
手間はかかるが価値あり
以上、初めて玄米甘酒作りに挑戦してみたわけですが、納得のいく甘さを出すためには15時間もの加温が必要になるので、その点は大変だなと思いました。
ただ、玄米なので、「ヌカ層」「胚芽」にある栄養分(ビタミンB群、ビタミンEなど)や食物繊維が白米麹の甘酒よりも多く摂取できるのは魅力だなと思います。
今後は、作りやすい「白米麹の甘酒」をメインにしながらも、たまに「玄米甘酒」も作って食べていきたいと思います。