居間でテレビを見ていた母が、「醤油(しょうゆ)赤飯が食べたい」と、突然言い出しました。
醤油赤飯って何なのか??
聞いたところ、もち米にゆでた金時豆を加え、醤油・酒・みりんで炊き込んだもののことなのだとか。
長岡赤飯ともいう
なんでも、新潟県長岡地方の郷土料理で、「長岡赤飯」と呼ばれることもあるのだそうです。
新潟大学の学生だった母は、当時、長岡市内のアパートで一人暮らしをしており、そのとき、大家さんがよく夕飯に招いてくださって、何度かその「醤油赤飯」をご馳走になって美味しかったのだそう。
テレビ番組の中に「醤油赤飯」が出てきて、そのことを思い出し、久しぶりに食べたくなったとのことでした。
金時豆
というわけで、その「醤油赤飯」を作るべく、材料やレシピを調べ始めた母。
醤油赤飯に欠かせない必需品として取り寄せたのがこちら!↓
金時豆をゆでるのが大変なので、ドライパックの缶詰(豆を缶に入れて蒸かしたもの)を使うことにしました。
↑原材料はこちら。北海道産の金時豆100%です。
↑フタを開けると……。
↑金時豆がびっしり。水煮ではないので、水切りの必要もなく、すぐに料理に加えて使えます。
醤油赤飯の作り方
もち米…2合(300g)
水…230ml(g)(洗米時にもち米が吸水する分も含めて。詳細は以下の工程①参照)
醤油…25ml
酒…35ml
みりん…30ml
顆粒昆布だし…2.5g
金時豆缶詰…1個(130g)
1.もち米の浸水
まず、もち米を四回ほど水を替えて手早く洗い、ザルに上げて水気を切ったら、炊飯器の内釜にそのもち米を入れる。
そこに、「もち米+水」の重さが530gになるように水を加え、「顆粒昆布だし」2.5gを加えて軽く混ぜ、冷蔵庫で一晩浸水させる。
(顆粒昆布だしは、うちでは「リケン 素材力だし こんぶだし」を使っています。)
2.調味料と豆を入れる
↑浸水が終わったもち米に、炊く直前に「酒、醤油、みりん」を加え、軽く混ぜる。
↑上に蒸し金時豆を置いて、普通に(orおこわモードで)炊く。
↑炊きあがり!
↑さっくりと全体を混ぜて完成!
食べてみる
↑白ごまが合うとのことなので白ごまを振ってみました。
↑それではいただきます!
食べてみると……あっ、これ美味しいーー!
醤油の香ばしい香りと、味わい。金時豆もふっくらほくほく! これだけで茶碗二杯はいけるわー。
炊き込みご飯ほど味が濃くないので、おかずと合わせて主食としても食べられます。
いいですね醤油赤飯! 気に入りました。
母も、美味しい美味しいと喜んで食べていました。「豆が好きだから、次回は、金時豆の缶詰を二缶入れてみたい」と今から張り切っています(笑)。
うちの、新たな定番レシピになりそうです!